魔物の王を決める金色のガッシュベル!

私が今回紹介する漫画は雷句誠先生の「金色のガッシュベル」です。この漫画を読むきっかけになったのは、たまたま歯医者さんで少年サンデーを読んだ際に、面白いと思ったことがきっかけです。
この本は人間と魔界の子供がタッグを組んで、最終的に100組の中から次の魔界の王様を決める戦いです。特に主人公のガッシュベル(魔界の子)と清麿とのコンビがとても魅力的です。もともと、ガッシュベルは魔界の中でも馬鹿にされていて、友達も一人くらいしかいませんでした。それと同様清麿も頭は良いものの周りから浮いていたため、学校には不登校でした。しかし、この二人が出会ってから清麿はガッシュベルに振り回されるものの、たくさんの人と関わって前向きに生きて行きます。
この本を読んで良かったことは、本当に人は人によって変わっていくことだと思いました。清麿はもともと引きこもって人に心を開きませんでしたが、ガッシュベルに魔界の王様を目指すという機会を得て、徐々に心を開いて行きます。話が進む内に、清麿が逆にたくさんの人の心を開いて行きます。私ももともと引き込もりぎみでしたが、一人の友人がどんどんと私を連れ出してくれたため、たくさんの人と関わることができました。
1巻から最終巻まで読んで、ガッシュベルの器が大きくなったことよりも、清麿が人としてとても成長したことを感じました。時にギャグ要素も入っているため、とても面白い漫画ですので、ぜひ、読んでみてください。

となりの怪物くんは恋愛だけじゃない

主要人物の恋愛ももちろん切なく、かわいらしかったのですが、それ以上に最終巻のみんな卒業した後の話がすごくよかったです。みんな大学も卒業して社会人になっていて、まるでじぶんたちの今を切り取ったかのようなリアル感で、こんなことあったなぁ、すごくセンチメンタルな気持ちになりました。
この漫画を読もうと思ったのは、本当になんとなく少女漫画がよみたいなぁと思ってクチコミで面白い漫画はないか、ネットで調べていた際におすすめされていた商品だったので、読んでみたい思い読み始めました。読み始めてみるとふつうの少女マンガのように男子と女子の恋愛の話で、別段かわったところはないかなと思ったのですが、セリフ回しや、キャラクター同士の近すぎたり遠すぎたりする独特の距離感が気に入り、最終巻まで購入するに至りました。
最終巻で昔小さい子だった主人公の弟が、高校生になっていて、その高校に主人公の友達が、教育実習として来た際に、弟がその人に恋していたことがわかるというシーンがあるのですが、そのシーンが一番この漫画でキュンキュンするシーンでした。少女マンガということもあってキュンキュンするシーンは多いのですが、なかでも長年はぐくんだ恋心を改めて伝えるというのはやはり抜群にキュンキュンしました。
とにかくキュンキュンしたい人や、こんな青春送りたかった、いや今すぐ戻って、送りたいと思うような人は、今すぐこの漫画を最終巻まで読んでみてほしいと感じます。

弱虫ペダル、主人公のストイックさが好き

弱虫ペダルが好きです。高校生男子が何かを頑張っている姿を見るのは現実でも、非現実でも大好きです。私はどんな漫画も主人公が大好きになってしまう人間です。
弱虫ペダルの主人公、小野田坂道の一生懸命で大真面目な所そこが好感が持てて良いです。高校でアニ研部を作りたかったのが回り回って、自転車競技部に入部することになります。仲間が欲しいという気持ちは高校生ぐらいなら誰しも抱くもので、リアリティも感じられて面白かったです。
運動出来るとは思えない容姿(細くて眼鏡をかけている)の主人公が自転車でヒーローになれるのか、ドキドキワクワクそして頑張っている姿にキュンとしてホロリと涙も出ました。
ママチャリで長距離移動します、そこも面白いです。また漫画を読むことでロードレーサーの知識も身につきます。
自転車で走ると気持ちが良さそうで、描写が細かくて面白いです。経験者達の所謂常識を覆す小野田坂道が可愛いです。
何故可愛い表現になるのかと言うと、一生懸命過ぎて格好は良くないのです。とても可愛く見えます。
この漫画の魅力は高校生達の自転車へのストイックさ、その情熱を感じてワクワク出来ることだと思います。そして成長していく登場人物たちを見守って行く気持ちで読んでいくと凄く感動すると思います。
今年6月時点で34巻まで出ています。まだまだ全巻読めていませんが魅力ある漫画であると思います。
小野田の控え目な性格が、自転車に乗ると少しだけ強くなるような、しかし大真面目だからあれだけストイックに前だけ見て進めるのだろうか…等色々考えてしまいます。小野田坂道は面白い人物だと思います。とても魅力的です。

マイナーな漫画家?なるしまゆりの「少年魔法士」は哲学要素を含んだ良作

なるしまゆりの作品は数多くありますが、いずれもアニメ化や実写化をされていないので、世の中的にはもしかしてマイナーな漫画家かもしれません。
しかし、同人誌時代からのコアなファン含め、漫画好きには広く知られた漫画家です。人の心の奥底をえぐるような、また見透かすような哲学的描写を得意としています。

「少年魔法士」もまた、かなり哲学的要素を含んでいる作品です。

そのためタイトルから「少年同士が魔法で戦うみたいな内容の、さらっと読める漫画」と思って入り込むと、実は頭が痛くなるような人間関係と言葉の羅列に驚かされるでしょう。

主人公は2人の少年です。
強力な「エーテルの眼」を持ちながらも家族と普通に暮らしていた敷島勇吹。
そして、魔法力が高くカルト教団のような団体に様々な仕事を教え込まれ、人殺しも厭わないカルノ。

この2人が出会い(なぜかコンビニで、バイトと客として)、更なる異能者たち・人外の魔物を巻き込みながら「人王」という存在に迫っていく物語です。

人外の魔物・ナギが、かなりのクセモノ。というかクワセモノというか。誰の味方なのか、誰の敵なのか。場面でコロコロと変わるのです。

彼女(一応性別はないが見た目は女)の中では一筋ちゃんと通っているのですが、その存在の誕生から現在に至るまでの重要な設定がまだ隠されている事もあり、全てを理解するのはまだ難しい状況です。

人王になるのは誰なのか。勇吹か、それともカルノか、それとも全く別の人物なのか。
それにはどんな犠牲が伴うのか。単行本1巻発売から18年続くこの物語は佳境を迎えていますが、まだ謎は尽きず、考察が大きな楽しみとなっています。

特攻の島を読んで~68年前の真実。戦争の悲惨さを痛感します。~

海猿などで有名な佐藤秀峰さんが描かれている特攻の島の内容が本当に心に突き刺さります。
68年前の戦争の時に実際にあった史実をもとに漫画にしてあるため、リアリティが凄いです。敗戦濃厚な日本軍が準備していたのは、人が乗って敵艦に特攻する水中特攻兵器「回天」でした。乗り込んだら最後、絶対に生きて戻れない回天の乗組員たちの心情が本当に細かくリアルに描かれてます。戦争ってこんなにも人の心を狂わせてしまうのかと読んでて台詞が心に突き刺さる感じです。
主人公の渡辺も回天の乗組員なので、1度死を覚悟して出撃したのですが回天の故障で特攻失敗に終わります。回天の中で意識が朦朧としていく中、潜水艦の艦長は回天の回収を支持し、命がけで渡辺の回天を回収に行きます。その目的は、こんなことで渡辺を死なせてはならない、渡辺が死ぬのは回天で特攻して死ななければダメだとゆう理由でした。
それほど、主人公の渡辺自身が回天で死ぬことを切望してました。生きて帰ってきた渡辺に対して軍は非常に冷たい仕打ちをします。唯一、助けた艦長は渡辺に生きて帰って恥をかかせたと謝罪をします。
仲間はみんな回転乗って死んでいったのに、何故自分を死なせてくれないのかと、自暴自棄になり入水自殺まで行ってしまいます。このときの渡辺の心情は平和な時代に生きている私たちには図り知ることも出来ません。
このまま死なずに戦争が終わりを迎えるのか、それとも渡辺も回天で特攻して死んでしまうのか、どちらにせよ戦争を知らない世代の私たちに戦争の惨さを訴えかけてくる、考えさせられる作品です。

光路郎が帰ってきた!でも今回は妹がメイン。

1989年~1993年までに村枝賢一さんが「光路郎」とゆうマンガを描かれてました。
一体どのくらいの人が知っているか分かりませんが、私はかなり好きで何度も読み返した記憶があります。
今でも本棚にありますし。

主人公は破天荒なハーフの教師光路郎、そんな兄がいるとは知らずに育ってきた妹に渚がいたのですが、今作はその渚が主人公になり、実に17年ぶりに続編がスタートしました。その名も妹先生渚です。もうそのままのタイトルですね。

前作ではまだ高校生だった渚が、兄の背中を見て学校生活を送ってきたからでしょうか、今作では兄と同じ高校教師になっています。
前作同様生徒たちは問題児ばかりで、そんな生徒に兄同様体当たりでぶつかり指導していく渚の姿は、光路郎を彷彿とさせます。相変わらず外人が苦手なところは変わってませんし、前作の終盤でおそらく両思いだろうなと感じていた無口で寡黙なみかん農家の原君とも付き合い始めたけれど進展があるのか無いのか、原君も何も言わないので本当にイライラするくらい二人とも煮えきりません。実はその寡黙さが原君の良いところなんですけど。内容的には本当にどこにでもあるような高校生と先生が日々ぶつかり合いながら成長していく話しなんですが、とにかく読んでると優しい気持ちになれます。
村枝さんが描くキャラクターがそうさせるのか、作品に流れる独特の雰囲気なのか、とにかく読んだ後清々しい気持ちにもなれます。派手さもないしワンピースみたいな戦いも無い、でも何故だか心に残り読み返したくなる、そんな漫画です。

話題の3DCGエロ漫画「ヒメカノ」の良かったところ悪かったところ

私は、普段は通常エロ漫画を読んでいることが多いのですが、通常のものには飽きてしまっていました。
何か他に良い作品がないかなと思っているときに、DMMでとても売れているヒメカノという作品を見付けました。
DMMは、大手が行なっているので、安心して購入することが出来るのでいつも利用していました。
DMMは、クレジットカードを使って購入することが出来ますし、電子コミックとして見ることが出来るのでとても便利です。
そのこともあって、いつもDMMのランキングを見るようにしているのですが、ヒメカノは常に上位にありました。
「これは一度買ってみるしかない!」と思って購入することに…。

まず、ヒメカノを読んでみて思ったことなのですが、良かったところ悪かったところ両方言えますが、とても絵がリアルだということです。
CG漫画というものを読んだことがなかったのですが、質感がとても素晴らしくて実写のような迫力がありました。
質感がとても素晴らしいので、女性の描写はとても良かったです。
エロさもありましたし、迫力もありました。

逆に、男性の描写がちょっと悪かったです。男性はキャラクターなので仕方ないのですが、ブサイクな男性でした。
CGでとてもリアルなので、ブサイクさが逆に気持ち悪く感じでしまうことが多かったです。
料金はあまり高くもなく良かったですね。
その割に、ページ数もとても多くてボリュームがありました。何度も読むことが出来るのが良かったです。
後、もう少し登場人物を増やして欲しかったというのがあります。
メインの女性キャラクターが2人だったのですが、このページ数を考えると後1人か2人は欲しかったと思います。ストーリーに関しては、ちょっと荒唐無稽過ぎてついて行けない部分がありました。もう少しストーリーがしっかりしていると、もっとエロさが出たと思うだけに残念です。しかし、トータルで言えばこれだけ売れることが納得のクオリティですので、まだ読んでない人は購入しても良いと思います。
私の説明よりもかなりヒメカノについて詳しいサイトがありましたので最後にリンクを貼っておきます。

ヒメカノの詳細

追記:私はエロギャルの日和ちゃんよりも怜奈ちゃんの方が好きですね。ヒメカノ2では怜奈ちゃんが主人公にガンガン突かれてアヘアヘしてるところを見てみたいです(笑)

僕街(僕だけがいない街)に見る過去のトラウマとの対峙。

過去をやり直せるとしたら、あなたならどうしますか?
三部けいさんが描かれるサスペンスですが、先日「このマンガがすごい!」にも選ばれたので知ってる人がいるかもしれません。主人公には再上映(リバイバル)とゆう特殊能力があり、その能力が発動した時に起きていた事件の前後へタイムスリップするとゆう能力です。
しかし、この能力の悪いところは、自分の意志で発動できないところですね。
しかも、原因が取り除かれるまで何度でもタイムスリップしてしまうので性質が悪いです。

小学校の頃、事件に巻き込まれて命を救うことが出来なかった友人がいるのですが、その事件がずっと主人公のトラウマになっており、その事件を解決するためにタイムスリップを繰り返します。
その過程で母親殺しの罪を着せられ逮捕されたりもしますが、そんな中でもタイムスリップを繰り返して真犯人を探します。
現在、実の母親から虐待を受けていた友人の死を回避できたのでついに事件解決かとゆう所まで話が進んでますが、味方のように見える学校の先生が確実に怪しいんですよね。
おそらくとゆうか確実に先生が真犯人なんでしょうけど、まだそれに誰も気づいてません。
先生の目が実に怖いんです。まだ現代に意識が戻ってきてないところを見ても、事件が解決してるとは思えませんね。
シナリオが綿密に寝られている感じがして、読んでいると次の展開が非常に気になります。
主人公自体に再上映以外のスキルは何もない普通の人なので、過去の同級生と一緒に悪戦苦闘しながら事件の核心に迫っていくところがハラハラします。

BANANA FISH に出てくるアッシュと英二の絆の固さに感動

小学生の頃、友達が単行本を持っていて貸してもらった記憶があります。ですが内容までは覚えていなくて、大人になった今読み返してみようと思ったのが、吉田秋生の「BANANA FISH」でした。

主人公アッシュは複雑な環境で育ったストリートキッズのボス。ひょんなことからある薬を託され、それが元でマフィアに追われる身になります。もう1人の主人公奥村英二は、日本で棒高跳びの選手でしたが、伸び悩んでいたところをカメラマン助手として渡米してきました。そしてアッシュにインタビューする時に2人は出会いました。普段は絶対に他人に触らせない銃を、英二には触らせるという印象的な一幕があります。

アッシュが手に入れた薬は、打たれた後に指示された命令はどんなことでも遂行する、さもなければ廃人になるという恐ろしいものでした。アッシュの少年院時代からの親友ショーターは、この薬を打たれて英二と殺し合いをさせられ、アッシュは涙を流しながらショーターを殺しました。そして、アッシュの兄グリフィンも、ベトナム戦争中にこの薬を打たれて廃人になってしまったことが分かったのです。

アッシュは全力でマフィアに立ち向かいました。時にはかつてのライバル、オーサーと決闘し、時には鍛えられた傭兵軍団と戦い。そのずば抜けた頭脳で、どんなに不利な状況も切り抜けていったのです。そして、その側にはいつも英二がいました。2人はいつしか、お互いかけがえのない存在になっていたのです。

少女漫画ですが、綺麗で読みやすい線で描かれていて、ユニセックスな絵柄です。
男性読者も手に取りやすいと思います。漫画好きの私のランキングでもベスト3に入る作品です。是非読んでみてください。

「ぼくらの」に学ぶ巨大ロボに乗れる喜びと命の重さ

「ぼくらの」は鬼頭莫宏さんが描く巨大ロボットマンガです。ある日突然目の前に巨大ロボが現れてそれを操縦して地球を守れと言われたら、一体どうしますか?
私は男なんで喜んで操縦して地球を守るでしょう。
しかし、操縦するのに必要なエネルギーが自分の命だとしたら、そして一度契約してしまえばもう逃げることが出来ないとしたら。逃げても負けても地球は滅んでしまいます。しかし操縦すれば自分は必ず命を落とす。そんな重いテーマがあるマンガなのですが、最初から最後まで、本当に命について考えさせられる物語です。しかも操縦するのは15人の少年少女。最初は命を落とすなんて知らずにパイロットになった子が犠牲になります。なんで死んだのかもわからないまま次々と敵が現れます。15回勝てば地球は守られますが、攻めてくる敵も実は並行宇宙の地球から来てる人間でした。負けたほうの宇宙が消滅するとゆう非常に重い責任を背負いながら戦う両地球の人間たち。どっちが勝っても負けても、心に深い傷を残す戦いが続いていくのですが、本当に子どもたちが可哀そうで、読むのが辛い場面もありました。しかし、中盤くらいから子供たちの意識が変わり始め、自分が戦った後の残された家族のことを思いながら戦うもの、死んでいった仲間たち、守るべきもののために戦うものなど、意を決して戦いを続けていきます。
この漫画を読むと、命とは何か、本当に大切な物とは何かを考えさせられます。命とゆう重いテーマの漫画ですが、読んでしっかりと命の重さを考えてみてほしいです。